不発弾、まだ埋まってたんだね・・・
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今年3月、東京・北区で発見された
不発弾の爆破処理が4日に自衛隊により
行われたそうです。
「そもそも、なんでその場で爆破処理なの?」
って思う方もいるかと思います。
不発弾とは<何かしらの原因>
で爆発しなかった爆弾の事を言います。
「そんなの知ってるよ!」
って声が聞こえてきそうですが、
この<この何かしらの原因>
てのが重要かつ厄介でして。
その爆弾が、
<なぜ爆発しなかったのか>が
外側から見ただけじゃ、
さっぱり分からないという事です。
この落下タイプの爆弾の起爆装置は、
凄く単純で、爆弾の先端にスイッチ
があり、それが地面や建物に当たって
スイッチが押されると、ドカーン!
というわけです。
で、不発の原因は様々で、
<単純に不良品>
<落下した時の角度が悪く、
スイッチに何も当たらなかった>
<スイッチが押される途中で
何かに引っかかった>
などなど・・・
で、一番怖いのが三つ目の理由です。
この場合、スイッチは半分
作動しちゃってるので下手に動かしたり、
衝撃を与えるとそれだけで、ドカーン!
つまり、運び出すほうがかえって危険
なのです。
安全な場所に輸送中に、
都心の交差点のど真ん中で
トラックごと爆発とか大惨事です。
ヘリでの空輸も空中で爆発した場合、
破片が地上に降り注ぐ事になるので、
あまり安全とは言えない。
というか、怖すぎです・・・
だって、どんな大きさの破片が
降ってくるかなんて、降ってくるまで
分かりませんから><
そんな訳で、不発弾の処理は
よほど特別な事情が無い限りは
その場で爆破しちゃうんです。
ちなみに、太平洋戦争当時はレーザー誘導とか
GPS誘導とかは無かった時代なんで、
ピンポイント爆撃は不可能でした。
よって、多数の爆撃機で大量の爆弾を一気に
投下するのが一般的な爆撃方法だったんです。
(絨毯爆撃とも言われています)
つまり、使われた爆弾の数が多いほど
それに比例する形で不発弾の数も増えるということ。
まあ、戦後60年以上も経っていますし、
自衛隊の方々の懸命な作業のおかげで
不発弾の数自体、かなり減ってきては
いるはずですが・・・
一日も早く、不発弾が完全に除去される事を
祈ります。
では^^ノシ
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2013-06-05 22:14
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